初めて映画の主演をさせていただくということで、不安はありましたが、野咲春花としてこの作品に携わることができて嬉しい気持ちでいっぱいです。原作は出演が決まる前に読んだことがあったのですが、バイオレンス要素だけではなく、人間の心の深いところまで描かれていて魅力的で私自身大好きな作品です。人の心が絡んでいる以上ここまでの復讐劇に発展してしまう可能性はゼロではないし、もしかしたらすぐそばにそんな世界はあるのかもしれないと思いました。学生ものではありますが、キラキラした青春とは別の切り口から誰かを思うあまりに誰かを傷つけてしまう苦しみや切なさを表現したいと思い、精一杯やらせていただきました。たくさんの方に届くことを願っています。 監督コメント 本企画は紆余曲折あり、僕が監督を依頼されたのは、クランクイン1ヶ月前でした。悩みましたが、準備期間の短さへの不安よりも「彼女を撮りたい」という思いが勝り、引き受けることにしました。現場で吹雪のなか静かに佇む山田さんを見て、その直感は正しかったと感じました。彼女の佇まいから発せられる悲哀と透明感のある暴力性は比類ないものでした。とりわけ、一心不乱に殴り殺すアクションは最高でした。惚れ惚れとしました。
相場晄役を演じました、清水尋也です。こうして皆さんにご報告出来る日を迎えられ幸せに思います。この作品には暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています。全ての根底にあるモノは「愛情」です。それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました。内藤さんをはじめ、スタッフキャスト全員と精一杯作り上げた作品です。是非劇場でご覧下さい。 監督コメント 『渇き。』と『ソロモンの偽証』で対照的な役を演じた清水くんには以前から注目していました。 彼が演じた相場晄はある秘密を抱えたキャラクターですが、彼は絶妙な塩梅で表現してくれ、凄く頼もしかったです。また演技に対する姿勢がとても真摯で、学生役の多くは演技経験が浅かったのですが、清水くんの取り組み方がいい影響を与えていたように感じます。清水くん自身もみんなに気を配っていて、若いのに偉いなぁと思っていました。
最初、オーディションに受かったと連絡が来た時、電話越しで泣いてしまいました。人生初の金髪は意外と大変で、暴力的な描写も多く難しい役柄でしたが、まわりの雰囲気に助けられました。みんな役になりきっていたので、すんなりと映画の世界観に入り込めました。原作も以前から読んでいたので、とにかくすごい作品に関われることが嬉しかったです。 監督コメント 『ミスミソウ』の根幹をなすのは春花と妙子の関係性です。 妙子のキャスティングは非常に重要です。単に可愛いとか、演技が巧いとか、そういったレベルではなく、特別な輝きが必要でした。オーディションで出会った大谷さんに、それを感じ、妙子役を託しました。演技未経験だったので、初回のリハーサルを重ねました。撮影期間中も撮影が終わったあとに、次の日の撮影場面のリハーサルを行いました。現場で女優として覚醒していく姿を観られて、嬉しかったのを覚えています。 彼女の表情がこの物語が持つ繊細さを豊かに表してくれました。
押切先生の原作を初めて読んだ時、僕は懐かしさを覚えました。スマホがない時代に娯楽なんて何もないクソ田舎へ産み落とされた少年少女の痛ましい青春は、自分自身の10代とも通じるところがありました。映画化にあたり、凄惨な暴力の奥にある切実な感情を映し出そうとしました。そしてオーディションで選ばれた10代の俳優たちは、降り積もった雪のうえで血塗れになりながら、皆忘れがたい表情を見せてくれました。僕にとって代表作と呼べる作品に仕上がったと自負しています。
雪が残る山奥は凍えるような寒さで、撮影見学にその場へ到着した10分後に自分は体調を崩しました。そんな厳しい撮影現場の中でキャストさんやスタッフさん達が撮影に挑んでいるのです。この極寒の地で雪の上に長時間横たわりながらも芝居に励むキャストの方々を見て、胸が締め付けられる思いをしました。他にも僕の知らないところで様々な苦労があったと思います。ろくに撮影現場に立ちあわず、ほとんどノータッチだった自分がここでコメントをする事におこがましさすら感じます。零号試写を見てそれだけ鬼気迫るものをこの映画に感じたからです。この映画に携わった方々に敬意を表します。
初めて映画の主演をさせていただくということで、不安はありましたが、野咲春花としてこの作品に携わることができて嬉しい気持ちでいっぱいです。原作は出演が決まる前に読んだことがあったのですが、バイオレンス要素だけではなく、人間の心の深いところまで描かれていて魅力的で私自身大好きな作品です。人の心が絡んでいる以上ここまでの復讐劇に発展してしまう可能性はゼロではないし、もしかしたらすぐそばにそんな世界はあるのかもしれないと思いました。学生ものではありますが、キラキラした青春とは別の切り口から誰かを思うあまりに誰かを傷つけてしまう苦しみや切なさを表現したいと思い、精一杯やらせていただきました。たくさんの方に届くことを願っています。
監督コメント
本企画は紆余曲折あり、僕が監督を依頼されたのは、クランクイン1ヶ月前でした。
悩みましたが、準備期間の短さへの不安よりも「彼女を撮りたい」という思いが勝り、引き受けることにしました。
現場で吹雪のなか静かに佇む山田さんを見て、その直感は正しかったと感じました。彼女の佇まいから発せられる悲哀と透明感のある暴力性は比類ないものでした。
とりわけ、一心不乱に殴り殺すアクションは最高でした。惚れ惚れとしました。
相場晄役を演じました、清水尋也です。
こうして皆さんにご報告出来る日を迎えられ幸せに思います。
この作品には暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています。
全ての根底にあるモノは「愛情」です。
それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました。
内藤さんをはじめ、スタッフキャスト全員と精一杯作り上げた作品です。是非劇場でご覧下さい。
監督コメント
『渇き。』と『ソロモンの偽証』で対照的な役を演じた清水くんには以前から注目していました。
彼が演じた相場晄はある秘密を抱えたキャラクターですが、彼は絶妙な塩梅で表現してくれ、凄く頼もしかったです。
また演技に対する姿勢がとても真摯で、学生役の多くは演技経験が浅かったのですが、清水くんの取り組み方がいい影響を与えていたように感じます。清水くん自身もみんなに気を配っていて、若いのに偉いなぁと思っていました。
最初、オーディションに受かったと連絡が来た時、電話越しで泣いてしまいました。人生初の金髪は意外と大変で、暴力的な描写も多く難しい役柄でしたが、まわりの雰囲気に助けられました。みんな役になりきっていたので、すんなりと映画の世界観に入り込めました。原作も以前から読んでいたので、とにかくすごい作品に関われることが嬉しかったです。
監督コメント
『ミスミソウ』の根幹をなすのは春花と妙子の関係性です。 妙子のキャスティングは非常に重要です。単に可愛いとか、演技が巧いとか、そういったレベルではなく、特別な輝きが必要でした。
オーディションで出会った大谷さんに、それを感じ、妙子役を託しました。
演技未経験だったので、初回のリハーサルを重ねました。撮影期間中も撮影が終わったあとに、次の日の撮影場面のリハーサルを行いました。現場で女優として覚醒していく姿を観られて、嬉しかったのを覚えています。 彼女の表情がこの物語が持つ繊細さを豊かに表してくれました。
押切先生の原作を初めて読んだ時、僕は懐かしさを覚えました。スマホがない時代に娯楽なんて何もないクソ田舎へ産み落とされた少年少女の痛ましい青春は、自分自身の10代とも通じるところがありました。映画化にあたり、凄惨な暴力の奥にある切実な感情を映し出そうとしました。そしてオーディションで選ばれた10代の俳優たちは、降り積もった雪のうえで血塗れになりながら、皆忘れがたい表情を見せてくれました。僕にとって代表作と呼べる作品に仕上がったと自負しています。
雪が残る山奥は凍えるような寒さで、撮影見学にその場へ到着した10分後に自分は体調を崩しました。
そんな厳しい撮影現場の中でキャストさんやスタッフさん達が撮影に挑んでいるのです。
この極寒の地で雪の上に長時間横たわりながらも芝居に励むキャストの方々を見て、胸が締め付けられる思いをしました。
他にも僕の知らないところで様々な苦労があったと思います。
ろくに撮影現場に立ちあわず、ほとんどノータッチだった自分がここでコメントをする事におこがましさすら感じます。
零号試写を見てそれだけ鬼気迫るものをこの映画に感じたからです。
この映画に携わった方々に敬意を表します。